必要以上に肌が乾燥したり荒れてしまわないように、ベストな「カラダを洗う順番」を覚えておきましょう。
髪→カラダの順で洗う
体から先に洗い、そして洗顔、そしてシャンプー、コンディショナーをする場合、実はこの順番だと皮膚のアレルギーを引き起こす原因があります。
シャンプーやコンディショナーに入っている洗浄成分が実は肌に合わない場合があります。先に体を洗って最後にシャンプー、コンディショナーをするとその洗った液体の成分が背中や皮膚に流れてしまい、皮膚のトラブルを招く原因になるのです。
背中ニキビに悩む人がお風呂に入る順番(体を洗う順番)は、上から下が正解です。体に付着したシャンプーは体を洗うことできれいに出来るからです。
クレンジングは湯船で浮かせてから
肌が傷んでいる時にはクレンジングをつけてもう一度湯船につかり、その後軽くマッサージをするとほとんど摩擦せずに優しいクレンジングが出来ます。
クレンジングのときに、ついでにマッサージをしてる人は、意外と多いかもしれない。しかし、クレンジングでメイクや汚れが浮いたところで、マッサージをしてしまうと、汚れを顔にすり込んでしまうことになり、逆効果です。
入浴前にメイク落としをしたいときはどうすればいいでしょう。
メイクを落としてスッキリしてから入浴したいという人は多いと思います。ですが、これは肌を乾燥させる原因でもあるんです。クレンジングをした後の肌は、メイクだけではなく皮脂も落ちてしまっています。水分の蒸発を防ぐためのフタがなく無防備な状態で入浴をすると、お風呂の蒸気で乾燥が進行してしまいます。
どうしてもクレンジングをしてから入浴したいという人は、オイルを1、2滴顔に塗ってみてください。
オイルを手の平に1、2滴垂らして温めてハンドプレスするだけでOKです。オイルをつけておけば、半身浴をしている時にマッサージもできますし、オイルにはラッピング効果もあるのでその間中肌が乾燥しないのでお薦めです。
温度
シャワーを直接、顔に浴びせるとシャワーの水圧でお肌は思った以上に強くダメージを受け、汚れだけでなく、必要なお肌を保護する角質まで落としてしまいます。
また、シャワーだけじゃなく、体を温めるお湯の温度のまま、ついでに洗顔するのはNG。
湯船にはるお湯の温度設定が40度前後かと思いますが、その設定のままの湯温でお顔を洗うと潤い成分を洗い流してしまいます。
なので、洗顔はぬるめのお湯でしましょう。
洗顔に適した温度は32℃です。
お風呂のお湯よりぬるめの温度です。
理由は、顔の表面温度が32~34℃であることにあります。
顔の表面から皮脂が溶け出す温度は30℃と言われていて、この温度で洗うことによって、
皮脂が皮脂腺から自然と顔の表面に浮き出たところを洗えるというワケなのです。